2009-07-06

UFOテクノロジーについて-5


このエントリーには「反物質」についての記述が含まれています。しかしながら反物質は、我々の宇宙には存在しえません。理由については以下を参照してください。またUFOの「超空間移動」についての説明が間違っていたことが判明しました。これについては以下の「超球理論と10次元の双子の宇宙(改訂版)」を参照してください
2013919日追加)。
ユミットの情報操作について
超球理論と10次元の双子の宇宙(改訂版)

実際の宇宙は「双子の宇宙」:
まず最初に明らかにしておかなければならないことは、もち私は宇宙物理学のトーシローだけど、地球にある教科書の知識によってではなく、宇宙人ユミットの教科書を基にしてこれから説明するということです。ということは、かつての地動説のように、現在の人類の間違った宇宙についての知識を根本的に変えなければなりません。すなわち以前のエントリーですでに触れているように、宇宙は時間を含めた4次元ではなく、それはペアになった宇宙が数限りなく存在する10次元といったことらしい。


次は5次元ずつの宇宙がペアになった双子の宇宙の概念図で、Y軸の4が開始時期(ビッグバン)になり、ペアの正負になった宇宙の各々が比例して膨張しているらしい。

して興味深いことに、3次元のみを考え、時空間という概念がないらしい。つまり我々にある時間という概念は、別のことを意味しているようです。双子の宇宙の一つのキーは、現在の我々が認識している物質と反物質にあるらしい。そして「宇宙人ユミットからの手紙」には、以下の(我々にとって受け入れがたい)記述があります(でもついこのあいだ、哲学的な感じだけど、私はユミットの言うこの意味がわかったのかも)。

(一) 宇宙の原子の中では、膜は陽電子(ポジトロン)でできており、これは原子核の周囲の軌道を運動している
    反陽子によって維持される。
注記: 上は誤訳で、双子の向こうの宇宙では、陽電子と反陽子によって原子ができているということです。

(二) 二つの宇宙は絶対に接触する可能性はない。両者を分離する次元関係が存在しないのだから、出会いの
    可能性を考えるのは無意味である(何光年離れているかとか、両者の存在は時間的には同時だなどという
    のは無意味である)。
(三) 二つの宇宙は同じ質量であり、マイナス曲率の超球に相当する半径も同じである。
(四) しかし二つの宇宙にはそれぞれに判然とした個別性がある(すなわちわれわれのペア宇宙にある銀河の数
    は同じではないし、その構造もそれぞれの宇宙で異なっているのだ)。したがって双子の惑星ウンモとか地
    球がもうひとつ存在するのだと想像するかもしれないが、そういうことはない。この結論は最終的なものであ
    り、さしあたっての仮定などというものではない。その理由は後述する。
(五) ペアになった二つの宇宙は同時に創造されたが、時の流れの方向も同じだとは考えるべきはでない。つまり
    この宇宙がわれわれの宇宙と時間の中で共存しているとか、以前に存在していたとか、今後存在するだろう
    などと言うことは、非論理的なのだ。それは存在するが、「今」でも「今後」でも「以前」にでもないとのみ言う
    のが正しい。ただし進化が一段進めば、われわれの宇宙と並存し、同一なものとなるだろう。
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双子の(向こうの)宇宙へ超空間移動:
というわけで、いよいよみなさんを丸め込みつつ説明しなければならない、我らが円盤型宇宙船による惑星・恒星間旅行のことです。プチ氏の著書「宇宙人ユミットのプラズマ科学」の「第3章 双子の宇宙」には、例によって「先端的推進装置」に関する学会での話が続き、その様子が以下のように書かれています。

(学会での発表で)わたしが惑星間旅行をどう見ているかの説明に入った。それは実はわたしが「ユミットの手紙」から得た考えを別の言葉で、もっと構造的に説明したものであった。このテーマについてはわたしの以前の著書『ビッグバンには科学的根拠が何もなかった』(徳間書店)に詳しい。ここでは大筋のみを説明するに止めよう。

宇宙は二重の構造をしており、「双子の」、もうひとつの宇宙のほうには生命は存在しないのだ。そこには星も星雲もなく、ただ「双子の水素」のわれわれのものと同じような巨大な塊が、ただこちらの水素は表時間で、ある意味では「時間を逆に」生きているという点が違うのである。この双子物質の塊が原則としては宇宙の非常に大きなスケールの構造をなす巨大な泡の中心にあるから、これは乗り越えがたいような問題にはならない。つまりわれわれの物質の星雲の数百万光年の距離にあるのだ。

プチ氏の計算によれば、その別宇宙にある光速度は、こちらのものに比較して格段速くなり、したがってこの向こうの宇宙に入ることが可能なら超光速の旅行ができる。つまり前回のウンコ星・・・ゴメン!ちゃった。ウンモ星から15光年もある距離を、たった6ヶ月でこっちにやってこれるということでしょうね。すると質問者が立ち上がって、どうやったら双子の宇宙に行けるんかの?って訊いたと言う。ここでプチ氏は、きちんとした体系のある理論はなかったけど、そのアイディアを説明したとします。

なにしろ、科学界にはばかげたことを信じ込ませるヤカラがいくらでもいるから、とプチ氏は主張します。へーえ?そんなこと言っちゃっていいの?そんならそれって、例えばブラックホールやビッグバンのことなんかな?ひょっとしたらそれは、この発表の前にクレンシー氏(ハル・クレンシーはアメリカの物理学者で、オースチン先端科学研究所所長)が彼の研究所で「ワープドライブ」、すなわち「宇宙をねじれさせながらの移動」というのをやってる、って発表してたことを言ってるのかもしれない。それで新コンビとなった、ベナンジェー氏とクレンシー氏が、宇宙船の周囲を想像を絶するエネルギーで囲んで光速を変えちゃおうぜ、というグッド?アイディアを紹介してたらしい。

でもそれに対し、プチ氏は別の考えによって、すなわち「グレーザー」(「ガンマ線レーザー」のことで、「UFOテクノロジーについて-2」の中で紹介ずみ)によって原子核を破壊しないようにエネルギーを加えながら、物理常数が変わっちゃうほどの、時空が局所的に「曲がる」ほど集中させることよって「超空間移動」が起こるんだ、と話したようです。

準安定の励起レベルというくだりの記述に翻訳者の誤りが見られたので、「ウィキペディア」の「準安定原子」から引用してみましょう。その以下の記述からすると、つまりプチ氏は、「グレーザー」で物体(宇宙船)の原子核を準安定の励起状態にしちゃおう、ってことを言ったらしい。同書の別のところでは、円盤が超空間移動する際にはその核がガンマ線の帯域で準安定性励起レベルを所有している、と正しく記述されてます。

準安定原子とは励起状態の原子のうちでも特に長寿命のもの。基底状態の原子に外部から光などのエネルギーが与えられると、安定軌道の電子が高い軌道へと遷移を起こし一時的に高いエネルギー状態となることがある。これが励起である。通常の原子では、こういった不安定な高エネルギー状態(励起状態)の原子はマイクロ秒、あるいはそれ以下の寿命で、光などのエネルギーを放射して基底状態へと戻る。希ガスのいくつかの原子では励起状態を比較的長時間保つことがある。・・・・

ヘリウム原子の場合、23S状態(1s2sに電子が入り、三重項状態となっているもの)は極端に寿命が長く(103104秒のオーダー)、単に準安定ヘリウム原子といった場合、これを指すことが多い。コンピュータ・シミュレーションでは励起状態のヘリウム2個が結合して分子を作る事も予想されている。

シミュレーションでは常温から500℃までの領域で安定したヘリウム分子の固体が出来るとされる[要出典]。このような高エネルギーを内抱する原子や分子は、これ以上の高温では励起状態を維持できずにエネルギーを放射して基底状態へ戻ろうとするため、大きなエネルギーを放つと考えられている。理論値では、重量で比較すると最強の爆薬の300500倍のエネルギーを蓄え放出することになる。

この次に書かれていたプチ氏の生理用ナプキンの例え話は、私には非常にわかりにくい(生理もないことだし)けど、要するに、上記のような方法でちょー高エネルギーを得ることによって時空を「曲げる」ことができれば、そこに局所的なドラえもんの「どこでもドアー」(アッチの宇宙へだけか?)が開き、「双子の宇宙」(向こうの宇宙)では、こちらで起こる現象を投影しているわけなんだから、結果的に宇宙船がその入り口を通って向こうへ行くことができちゃう。

そしてこっち側に残った宇宙船の「陰影」はほぼ完璧な真空となって、1ミリセカンド(1/1000秒)足らずに周りの場で満たされるだろう、とします。で、そんとき音が出んの?という質問があって、やっぱ聞こえるんでしょね、とプチ氏が応えると、これに興奮したイギリス人が、まれにUFOの目撃証言では、それが非物質化したときにバーンっていう音がしたというのもあるんだ、と発言したらしい。ただこのとき、物体(宇宙船)にかかるエネルギーは、「コントロールの表面」(宇宙船の外部という意味か?)に集中していて、物体全体に広がらずに限られている、とも話します。

今年(2010年)になって、ここに書いたような不完全な理解でしかなかったことをよりはっきりと理解する機会があったため、あらためて補足することにしました。その一つは、宇宙船があるガスを放出したあと、それに「グレーザー」を照射するとなにが起こるかということで、要するにガンマ線の高エネルギーによってガスが高圧圧縮されて反物質に変化するということです。これはちょうどブラックホールが自己重力による収縮の果てに双子の宇宙へ移動してしまうということと同じことのようです。

このエントリーシリーズのあとにアップした「反物質兵器は核の1万倍」で述べたように、反物質の製造方法はリチウムと重水素の混合物を高圧下で核融合することによっても可能で、別にLHCなんかで素粒子を衝突させて作るまでもないことなのでしょう。とにかくユミットの宇宙船はそれ以外の方法、つまりガスにガンマ線を照射してそれを反物質にすることができるようです。すなわち宇宙船の外部をそうやって生成させた反物質のバリアーで包み込んでしまうと、自動的に反物質が安定して存在する向こうの宇宙へ超空間移動(ワープ)しちゃうようです。

このとき(UFOが非物質化したとき)の目撃者の証言で強い光線や音が発生したということは、ブラックホールが形成されるときに起こると主張されているような、超小型のガンマ線バーストが起こるということなんでしょう。ちなみに、ブラックホールはもちインチキで、極限まで収縮するとそれは反物質となって、アッチ側の宇宙へサヨナラしちゃうということです。
ガンマ線バースト

前記した時空が局所的に「曲がる」ほど集中させることよって「超空間移動」が起こる、なんていうワケのワカラン説明よりも、よーするに向こうの宇宙と親和性のある反物質で宇宙船を包んじゃえばオッケーちゃん、という説明のほうがもっとわかりやすいのではないかと思えます。なぜなら双子の宇宙のあちらさんは反物質の宇宙だからです。ついでに言えば、反物質の原料は水爆のそれと変わりがないようで、おそらく圧力とかの条件が違うだけなんでしょう。そして水爆は原爆の1000倍で、反物質は水爆のさらに10倍のエネルギーを発生するということらしい。
水素爆弾

そうなると、ソ連時代のアンドレフ・サハロフが提唱したとされる「双子の宇宙説」がユミットからの盗作とすれば、「彼ら」はかなり以前から知っていたはずで(サハロフがコンタクトしていたユミットを裏切ったというウワサもネット内にあった)、ブラックホール説はむしろ「彼ら」によるゴイム向けの情報操作であったということも言えそうです。「彼ら」の御用学者たちはこんなことをとっくに知っていて知らんぷりしてたのかも。もしかしたらホーキングは「彼ら」によってカリスマを与えられた御用学者なのかも。ビル・ゲイツのカリスマは、このユダヤ人をコンピュータービジネスの支配者に育てあげた「彼ら」によって付与されたもので、ゲイツが実際に持っているものではないはずです。

さらについでながら、「UFOテクノロジーについて-4」で話したイカサマ「反重力リフター」に関し、こちらブラジルのマラニャオン州立大学の物理学者フラン・デ・アキーノ(フリーメーソン)がこのリフターをダシにインチキ反重力理論を発表してました(以下参照)。やっぱ物理学の世界でもたぶらかし経済学と同じことが言えるんでしょう。
Welcome to Professor Fran De Aquino's Webpage

もし我々がその瞬間の宇宙船を観察することができたなら、非物質化、つまり消えちゃったように見えるだろうということです。以上のことを私の独断理解によって、なんとか以下のオリジナル図にしてみました。それで次の、なぜかドラえもんを登場させた(我ながらスキだねえ)オマケの解説マンガについてだけど、これを以下に説明してみますが、正確なのかどうかは、もち保証の限りではないでしょう。



もう一度「UFOテクノロジーについて」の「円盤の断面図」を参照してみましょう。この右図の(円盤の中心軸にある)がドーナッツ型の居住空間(インナー)⑫と外側のボディー(アウター)⑱の同軸回転軸となります。したがって居住空間はボディーの回転の影響を受けなということです。ついでに言っておけば、すでに話したように、居住空間は有害な磁場の影響も受けることがない。なお⑮は乗船のためのタラップです。そしてパイプ状のリングになっていると思える⑳には、ガスが封入されています。同書では明確になっていないので(訳者も理解していないようだ)確信がないけど、左図の⑥がソレノイドコイルなのかも。

まず外側のボディにパルス電流を流したソレノイドで一定パターンの磁界を作る。すると⑳のガスが回転する気流になります(たぶん大気圏中なら外気を、宇宙ならこの封入したガスを使用するという違いだけで、「UFOテクノロジーについて-3」で説明したことと同じような方法なのかも。あるいはどちらの場合でも封入ガスを使うということも考えられる)。そしてこの反動によって外側のボディーが(ガスの回転方向と)逆の回転を始め、望まれる強力な磁場を作って粒子のスピンをそろえる(なぜそろえなければならないかは後述)。

そしてボディー側壁からガスが放出されて側壁グレーザーが起動する、といったプロセスで超空間移動ができちゃうようです。なお、この放出されるガスについて、ベナンジェー氏がノウハウを盗むためプチ氏に訊きたがったけど、ユミットはプチ氏に教えなかったらしい(当然か?)。


201047日改定

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