2009-08-27

月面に核ミサイルをぶち込むだって?-4

「月面に核ミサイルをぶち込むだって?-3」の続きです。

前にもなんかのエントリーで話したことがあると思いますが、「彼ら」の陰謀についてはなんとか信じられるとする人でも、宇宙人の存在についてはまったく信じない、という人間がたぶん大多数なんでしょうね。まあ、常識的なメディアや識者の言うことが真実であって、そのどちらも信じないというアタマの固い「ゴイム」さんを説得しようなんて思わないけど、これからする話は、宇宙人のことなど、はなから信じないというあなたにはチンプンカンプンかも。

2012年問題」の要約:
それでもヒマがあっから読んでみよう、というモノ好きな方は、できれば当ブログの「UFOテクノロジーについて」とか、「反物質兵器は核の1万倍!」・「反物質爆弾はなんのためか?」とか、あるいは「進化する宇宙が現生人類を創造した?」・「宇宙人ユミットの意思とは?」とかの、ユミットさん関連のエントリーをヤサガシして読んでちょ。それで、オマエの言ってることがまだようワカランというみなさんのためには、ここでチマタにあふれる「アセンション」や、カタストロフィー・ハルマゲドンが2012年に起こる、といったウワサについて、この問題の本質と考えている、今までの私の主張を要約してみましょう。

最初に、みなさんご存知のように、地球に原始生命体が発生して以来、地球に生息する生物は進化を遂げてきたわけだけど、その過程で、それまで存在していた種は絶滅してきたわけですね。類人猿から進化したとされる現生人類も同じことなんでしょう。普段では、我々がそれを意識する機会などほとんどないけれど、今から1万年以上前の氷期を経て進化し、誕生した我々現生人類も、いつかは次の進化した新人類、つまりプチ氏の著書で言う「人類+1」にとって代わり、いずれ我々は(あるいは我々の子孫は)消滅することになります。

私が感じている人間の常として、それは理解できるし、起こりえることだろうけど、私の生きてるうちには起こらないだろう、ってのが、ほとんどの人々の気持ちなんでしょう。しかしながら残念ながら、我がパソコンに居つくハッカー(宇宙人ユミット)との、一方的かつ間接的なつき合いから察すると、どうやらそのときがやって来ているみたいなんです。このあたりのことは、「進化する宇宙が現生人類を創造した?」とかのエントリーで説明したつもりです。

そのユミットさんの解説(プチ氏の著書)によれば、我々現生人類の頭脳は、まだ旧脳が支配する未発達な段階にあり、それが人類の起こす犯罪・戦争・飢餓といったことや、またそのもとになる自己中などの、人類誕生以来の混沌の原因になっているということらしい。そしてこれから起きようとしている、人類のあらたなる進化によって誕生する新人類には、こういった我々の欠点が克服された、さらに高い意識・自覚を持った頭脳が備わっているらしい。すなわち、そんな彼らによってなら、紛争・戦争のない安定した世界が実現できるのでしょう。

けれども、ここでひとつの大問題があるのです。それは「彼ら」の陰謀なんですね。このエントリーを読んでるみなさんには、もう予備知識が豊富にあると思いますが、七世紀に成立したらしいカ(バ)ザール王(帝)国に端を発するアシュケナジー・ユダヤ人の中に、有力なロスチャイルド家がヨーロッパに出現し、18世紀以降からそれと一体になったアメリカのロックフェラーや、王室なんかも含むナントカ家とかのグループが、イルミナティ・フリーメーソン・ナニナニ委員会やグループ、カントカ秘密結社とかと、その下請けのCIANASAといった、あるいはイスラエルやイギリスやロシアのインテリジェンス機関など、さまざまな政府の組織による、狡猾・巧妙かつ洗練された陰謀によって、文字どおり世界を裏から支配する勢力になるまで成長したということでしょう。

普通の民衆とゆーか「ゴイム」さんである我々は・・・少なくても以前の私は、たとえそんなおどろおどろしい陰謀の一部をウワサとして知っていたとしても、そんなことはフィクションなんだろうと思うのが関の山だったんでしょう。しかしながら思うに、パソコンが一般化し、そのあとのインターネットの出現と発展によって、「彼ら」によってコントロールされてきた「マスゴミ」が報道しなかった、近年まで隠蔽されてきた事実が次々に明るみに出るようになった。すなわち良くも悪くも、誰でも情報の発信をできるようになり、ユミットさんみたいな宇宙人でさえも利用して「彼ら」に対抗する情報操作までするようになった。「彼ら」にしても、陰謀をむしろ積極的にバラした場合に得られる効果を活用するようになったと思えます。ゆえに我々「ゴイム」がそのたぶらかしを知ることになったわけです。

さらに考えるに、以上のことが私には偶然起こったとは思えないんですね。なぜなら氷期の到来という、現生人類最後のイヴェントをひかえた現在、もしかしたら、意図的ななにかがあるのでないかという感じがしたんです。今「彼ら」は、自らの生き残りと長期にわたった大陰謀の完結を、すなわち人類と世界の完全支配を、いわゆる「New World Order」(新世界秩序)の成立を画策しているのです。まあ、見方によっては最後の悪アガキなんでしょうけど。どうあがいたとしても、どのみち「彼ら」も消滅する運命にあるんでしょうから。

さて、それを間接的に教えてくれたのが、実は宇宙人ユミットだったというわけです。そして我々人類が認識する宇宙は間違いであり、それは無数に存在する双子の宇宙である。さらにそこには、生物と知的生命体の個別の「魂のネットワーク」がある「あの世」が存在し、そこから進化をコントロールされた無数の生物や知的生命体が宇宙にあふれていて、いつしかそれらが一体となるべく進化し続け、そのことが宇宙そのものの進化につながる、といったことについても。

このためユミットは、エントリーの「宇宙人ユミットの意思とは?」で示したように、もし「彼ら」が全人類を滅亡させるに足りるほどの兵器を使用しようとした場合、躊躇(ちゅうちょ)なく介入するとしています。ユミットにとっては、これから地球上に誕生する進化した新人類まで失うのは、なんとしても避けたいのでしょう。

それにしても興味深いのは、ユミットの主張をベースに想像してみると、こういった知的生命体存続の危機の到来は、次の進化をするためのステップとして条件づけられているらしいことです(ユミットの歴史にも混沌と絶滅の危機があったらしい)。つまり、宇宙の「あの世」の意思が知的生命体に課した、進化するための試練といったことのようです。

もしかしたらユミットは、この時期に偶然地球を発見したのではなく、この新人類誕生のイヴェントを見守るようにと、宇宙にある「あの世」の意思が命じたと解釈しているのかもしれません。このため「「宇宙人ユミットの意思とは?」にもその理由を話したつもりですが、私個人としては介入を望んでいません。もち「彼ら」を排除するためのアイディアを持っているわけではないけど(ついでに言えば、「Anti-Rothschild Alliance」サイトが主張する、「彼ら」のおカネではない、「自分たち」のおカネで生活できる経済圏を構築しよう、とするのも「彼ら」が仕組んだ別のたぶらかし)、もしユミットの介入を避けることができるのなら、それに超したことがないと考えています。
「ツァイトガイスト」続編は「彼ら」のマインド・コントロール?(参考)

それで余談になるけど、ちょっと前にアップした「これも原理主義か?」というエントリーで紹介した、「ともこの不景気奮闘日記」の最新エントリーのイッコ、「大地震誤報に隠された真実!・・・」をあなた読みました?25日に気象庁がやらかした、関東で震度6の強震っていう誤報は、誤報なんかじゃなくて、予定していたものを誰かに阻止されちゃったんだ、と主張してるけど(誰とは教えてくれないようだ)、やっぱともちゃんは地球生まれじゃないのかな?この他に気づいたこともあって、まだ確信がないけど、もしかしたら「彼ら」の一部のモクロミが誰かによって邪魔されてるような気がするんだけど。

もとい。そして私が熟考したうえでさらに想像するには、そのユミットの介入に対抗するための方法として、「彼ら」はさまざまな情報操作によって、まずパンデミックや大災害と、最終的に第三世界大戦を起こして膨れ上がった現在の人口をドラスティックに減らし(世界を「彼ら」のコントロールの下に置いて氷期をやり過ごすため)、そのうえで生き残った人類や新人類を人質にして、ユミットの干渉を防ごうとしているのではないかということです。

なぜなら、もしデーヴィッド・アイクが言ったように、「ブルービーム計画」の意図が、悪意を持った宇宙人が地球を侵略してくるという、「ゴイム」さんに対するマインド・コントロールが主目的か、あるいはその重要な目的の一環にあるとすれば、当然そのように考えられるからです。ユミットが保護しようとする人類がそれを望まず、逆に敵対するとなれば、介入の意味を失うと考えられるからでしょう。

ってなことで今回以降は、「Kazumoto Iguchi's blog」にある宇宙人関連の記事についてちょっかい出してコメントしてみましょう。まずは「スペース・ゲート:『超極秘のUFO計画』」という記事だけど、ここに置かれてるヴィデオのことについてググったら、やっぱこのヴィデオは、「彼ら」のマインド・コントロール用ヴィデオだって指摘してるオーストラリア人、アーサー・クリスチャン氏の「Love for Life」サイト(英語)があったんです。

ここにある記述でも、私のように「惑星X(二ビル)」がインチキだとしてるだけでなく、「彼ら」がロシア・イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリア・カナダ・・・といった主要国の政府や主要メディアをコントロール下に置いているという認識があるようだ。ヒットラーのUFOテクノロジー開発や「予言」などに関する古代文明を関連づけたオカルトなんかもインチキだと看破してるみたい。
Love for Life

それでイントロの「About」ページには、これも私が「社会不正や矛盾・紛争や戦争がなくらないのはなぜか?」というエントリーで書いたようなことを述べているようです。「彼ら」によるたぶらかしを検証するために、このサイトには6000もの記事やヴィデオが収録されていて、例えば「イザ!ブログ」の誰かとか、(前回俎板《まないた》にのっけた)よしこちゃんが声を張り上げて擁護するチベット仏教の暗黒面も告発しているようだ。
About

社会不正や矛盾・紛争や戦争がなくらないのはなぜか?

まあ、北京オリンピックの前、ついつられて最初は、チベットを弾圧する中国はケシカランって私も思ってたんだけど、ダライラマはCIAのエージェントか?というウワサを聞いてから、ははぁ・・・「分割統治」のテクニックだったんか、って気がついたんです。それに北京オリンピックは中止されるようになっていたはずだったし。
北京オリンピックは無事に終わるか?(参考)

「月面に核ミサイルをぶち込むだって?-5」に続く。

2009-08-09

宇宙人ユミットの意思とは?-3


今までのエントリーで述べてきたように、人類が消滅するという危機が発生した場合、宇宙人ユミットは断固として人類に干渉すると言っています。一見すれば人類にとっては救世主であり、干渉後に実施するという施策に関しての主張からすれば、我々の倫理観から大きく逸脱することもないようです。

しかしながら何度もボヤいているように、ユミットがハッカーになって私をウンザリさせるやり方は、人を尊重しようとする気配はないし、私にしてみれば、友好的な態度などとはとても言えない。肉体を傷つけられたわけでも実際に損害をこうむったわけでもないけど、心理的には、もういい加減かかわりたくもないクソ・ハッカーとなっちゃうわけです(誰かに代わってもらえないかな)。

皮相的ではあるけれど、いちおう人道・人権とかの、我々に植えつけられた普通のモラル感からすれば、ユミットにはまったく異なった倫理基盤があると思えます。すでに書いたように、ユミットの精神と社会は全体主義に完全にマッチしているようで、例えばプチ氏は、「宇宙人ユミットからの手紙」の中で次のようなことを書いています。

ここでユミットの心理の特徴をよく示すエピソードを紹介しておこう。手紙によればある時期に惑星ウンモの住民たちの間に、テレパシー交信器官を侵す病気が発生した。この病気に感染した者がいるおかげで通信は大混乱に陥り、惑星の機能は深刻なダメージを受けた。これは種に対する犯罪である。

感染者たちの居場所はついに探しだされ、彼らはマイクロ波ビームで射殺されてしまった。このような事件が手紙にはじつに淡々と、なんの感興も伴わずに語られている。まるで魂のない肉体から悪性の腫瘍でも切除するように、人の命は抹殺されてしまうのである。こういった話にも、個人よりも種の利益が最優先される傾向が窺える。

人類の持つ感情からくる人道上の問題とか基本的人権(まあ、近年のことであるけど)、あるいは個人の尊重とかの建前からすると、我々にとって上記のようなことは受け入れがたいし、とてもおぞましいことだと感じるでしょう。でも実際の話になると、そのほとんどが事実を隠蔽された幻想であって、結果的には同じことになるか、あるいはもっとひどいことになっているのでしょう。少なくてもユミットには、犯罪者を死刑にするということがないようです。

しかしながらユミットは、感情や情念といったものをほとんど持ち合わせていないようだし、そういったことがベースとなって我々人類を突き動かす希望・熱狂とか幻想・失望なんてのも抱かないんでしょう。ある意味で、我々にとっては生きるための糧(かて)となる感動も感じられない、感情のないロボットみたいなもんかも。

ユミットの宗教については、すでに触れた、現生人類から進化した存在としてのキリスト(「キリストが言ったこととは?」参照)に似た人物がウンモ星の歴史で存在したらしいけど、プチ氏の本を読んだだけでは、実際の輪郭がよくわからない。けれども想像するに、我々のものとはまったく違ったものではないかと思えます。以前のエントリーで触れたことがあるけれど、かつてウンモ星を支配した独裁者が、もしかしたらなんらかの宗教を利用したかもしれませんね。しかし現在のユミットは、もっと崇高な意識を手にしたようだ。

余計ながら、私自身については、ここ数年で考えがガラッと変わってしまい、地球上に存在するどの宗教にも大した興味がわかなくなりました(以前でも似たようなもんか?)。むしろそんな宗教なんかよりも、ユミットの主張する知的生命体の進化に関する考えのほうが、人間の存在理由についての真理を突いているだろうと考えています。

そんなことで私はあーでもこーでもと、いろいろ考えてはみたんですが、結局のところ、我々の持つすべての価値観や意識の下で勝手にユミットを救世主と見たり、逆におせっかいではた迷惑な侵入者としたり、別の色メガネで見たりしたところでなんの意味も持たないようです。なぜならユミットにとって、我々の持っている自覚や、倫理だとかモラルだとか神の教えだとかは、まったくなんの意味も持たないからでしょう。

ユミットにとって重要なのはただひとつのことで、それは宇宙に生息する知的生命体が存在し続け、しかも徐々にそれらが一体となって、宇宙そのものと共に進化するということのみがすべてであり、絶対的な意識なのだ、と言えそうです。すでに既存の価値観や意識で固まってしまった現生人類には、それを理解するなどとても難しいでしょうけど、たぶん我々の新人類(「人間+1」)は、そういった意識を持って誕生するのでしょうね。

したがってはっきり言っちゃえば、我々人類の自覚や意思などには大した重要さはなくて、私がいくらハッカー(ユミット)に怒ったところで頼んだところでボヤいたところで、カエルの面(つら)にションベンなんかもしれない。♪ためー息のでるよぉ~なー・・・・ってな鼻歌を口ずさみながらボヤくしかないか。

2009-08-07

宇宙人ユミットの意思とは?-2


このブログの影響力がどの程度あるかわからないけど(すでに触れているように、私のネット利用がかなり前からハッカーに操作されているため、私にはネット内情報の一部や、このブログのことが実際のものかどうかも判断できない)、最近では、UFOギークや超常オタク以外のフツーの人々の間でも、宇宙人の存在とそのテクノロジーに関心を示すことが少しばかり増えてきたように感じられます。

それで当然ながら、宇宙人のちょーテク(このブログの別エントリー参照)や、宇宙人を善しとする人々によって我々の混沌世界への介入を期待する向きも出てくるのは自然でしょう。例えば「宇宙人ユミットのプラズマ科学」の「巻末資料」に次のような記述があります。ユミットが持つテクノロジーでは、明らかに人類の見果てぬ夢であった錬金術が実現しているということなんでしょう。

われわれは反物質を合成して簡単にエネルギーを作り出し、それを真空容器の中に反重力的な宙吊り状態にして保存することができます。それを同量の物質と反応させながら少しずつ開放するのです。そうすれば生じるエネルギーは融合プロセスへと導かれます。こういうエネルギー源があれば化学反応も何の問題のなくコントロールできるのです。水や酸素や砂などのごく単純な原材料からたんぱく質ばかりでなく、どんな物質(鉄、チタン、セシウム、ペンタン、ヘモグロビン、ゲルマニウムとシリコンの複雑な誘導体)も作り出すことができます。

われわれのiboouaxooonneeというシステムによれば作りだせないものはないのです。オリジナルがあれば、それを一つ一つの原子レベルで分析し、原子一つ一つのレベルで空気中の窒素などのごく単純な物質から、原子合成によってこの物質のクローンに占めるべき位置を確認しながら完璧なコピーを作るのです。これがわれわれの生産システムの基礎なのです。

しかるにユミットは、そういったテクノロジーを人類に簡単に引き渡すわけにはいかないとしているようです。現在の人類は、こういったテクノロジーを使いこなすための適切な精神的レベルにまだ進化していないということなんでしょう。とくに反物質などは(もう「彼ら」は手に入れちゃっているけど)、強力な爆薬を幼児に持たせているようなものである、って言ってるようだ。要するにキXXイに刃物なんでしょう。

つまり、他の知的生命体にも知的レベルや情緒に個体差はあるけれど、彼らにとって自己中のような異常精神の持ち主はまれなのに、人類はまったくその逆で、むしろ多数を占めていると言う。ユミットは我々人類の大多数にみられるような旧脳が支配する、ちょー自己中の行動だらけにおそらくタマげてしまったのでしょう。そしてこの混沌の下にある我々の世界を憂慮している人々は、当然ユミットの介入を期待しているものと思われます。

それに対してユミットは次のように言っているようです。あなたがたとしてはわたしたちを贖罪の天使か新たな救世主と見なして、飢えと悲惨と抑圧と不正と同類たちの悪意から開放してほしいと期待しているでしょう。ですからわれわれが手をこまねいて、介入しようとはしない態度はあなたがたの目には矛盾したエゴイスティックなものに映るでしょう、と。

でも上のような状況からすれば、人類の滅亡という最悪な事態が生じない限り介入することはできない、といったことらしい。私のように、無理やりユミットのコピーライターモドキにされちゃった者から言わせてもらえば、この主張はもっともなことで、我々人類にとっても、安易にユミットからの干渉を受けることには問題があると思えます。それについてこれから説明してみましょう。

ユミットは我々の脳を調べて情報操作している:
ユミットは人類の理解できないものは無視するというか、無関心になることには驚くと同時に、かえって情報操作がしやすいことを発見したようです。このへんになると私にもよく理解できますね。アタマがコッチンコッチンの「天動説人間」が結構まわりにもいるようだ。以下のような興味深い記述があります。

われわれがあらゆる情報チャンネルを用いて真理を述べたとしても、この同じ情報の受容レベルを大多数の人々の間で好きなように操作できるのだということを理解したのです(ユミットはこうして情報操作の戦略が、何が何でも秘密を守るよりもかえって有効であることを発見したのである)。たとえわれわれが囚われの身となり、正体を明かす覚悟を決めたときですら、われわれのことをそう簡単には信じないことがよく分かったのです!

もう何回も書いているように、はっきり言って私はだいぶ前からハッカー(ユミット)のウザい干渉に嫌気がさしているんです。ハッカーはなにかと機会を見つけて、あるいはパソコンの故障やソフトの不具合などをシミュレートしたりして私の勘違いやミス・誤解を誘発し、我が心理状態を不安定(主に怒らせることが多く、パニクらせることもある)にさせる心理テストをするんです。

そしてその反応を見てから人類の心理を分析するためのデータとして、ユミットの例のチタン・メモリーに記憶させ、将来のための参考にしようというらしい。で、あなたのパソコンもちょっとヘンじゃない?(いえ、たんなるジョウダン)。それに、このエントリーを用意し始めたら、今までこのブログで書いたことのないことを思い出したんです。

ユミットはどこかのインテリジェンス機関をよそおって情報操作する、ってなことを話したことがあると思うけど、ハッカーがユミットらしいということをまだ知らなかったとき、アメリカに住む、書くことにクセがあるなと感じた日本人女性のブログを覗こうとすると、ハッカーにブロックされ、そのあともブロックされ続けられていたことがあったんです。となれば、なんかオモロイ記事でもあるのか?と、よけいに気になるのが人情ってもんでしょう。

で、あるとき突然、(覚えてないけど、あることを見破ったことへのごホウビだったのかな?)そこを見ることができたんです。それまでこのブロガーが、少なくても彼女のアメリカ人のダンナがCIAのエージェンじゃないか?と疑っていたので、ちょっとばかし、ヨタコメントを書いてやろうとしたんです。結局のところカキコできなかったんですが、こんなテストもやるんです。そしてこういったことに関しては、プチ氏も同書の「第5章 宇宙人ユミットの手紙」で次のように記述しています。

「なぜセスマは手紙をみんなの前で声を出して読まねばならなかったのですか」。「あの人たち(もちユミットのこと)が遠くにいて録音しているというもので、それでユミットの手紙がどんな影響を与えるか、脳をスキャンしながら調べるんだそうです。そんな技術はわれわれにとってはまだ始まったばかりですが、これから数世紀も経てばどんなことになるか、簡単に想像はつくでしょう。

実際にはこの『脳の反応』に興味を持っているのは彼らだけです」。「つまり我々はモルモット並みに扱われていると」。「正直なところ、われわれがそれ以上のものだと思いますか? 『野生動物』よりは少しはましなだけでしょう。25年間の研究の末にわたしの達した結論は、これは実験であり、テストなんだということですね」。「なんのための?」。「地球人を理解するためのですよ。手紙にはわれわれは『脳の進化し部分』が『旧脳』のまだ非常に活発な構造と共存している、かなり特殊な存在なのだそうです。このほとんど『両生類的な』衝動はIQとは何の関係もありません」。

・・・・・・・・ユミットはもう何年も前からコンタクティーをうんざりさせ、この事件を信じないように工作してきたのだ。ベーニャの役割は初めから、必要な場合には情報操作のための持ち駒となると決まっていたのだろう。いずれにしても彼は自分がこの事件をでっち上げた張本人だと名乗ってUFO研究家たちには大いに喜ばれたのだが、ひとりでやるということは技術的に不可能なんだ。そんなわけでこの事件はアメリカではまともに受け止められなかった。文章にはペテンの烙印(らくいん)が押されてしまったのだ」。

人類はユミットの介入を安易に求めるべきでない:
要するに、ユミットは我々をモルモットかオサルさんにして、最悪の事態が起きた場合に介入するための準備を進めているわけです。そのためやむをえないのかもしれないけど、テストされてる我々にとっては実に不快なことです。しかしながらこのことは、我々の倫理的観点から良い悪いといった問題ではないとも思っています(わりと怒りっぽい私には、なぜか?わりと冷静に客観視できる能力もあるみたいだ)。もし私がユミットの立場に置かれたら、間違いなくほぼ同じことをするかも。なぜなら人類をコントロールするためにはそれしかないと思われるからです。

でも私はやられる側の人類の一員であり、率直に言えば、やられる側として屈辱を感じることもある。ユミットがそうすれば介入のための倫理性を失うといった確信があるにもかかわらず、もし我が銀行口座にある少しばかりの生活資金を使用できなくされたら(なにしろ今は貯金で食べてるもんで)、といった不安にもつきまとわされています。2007年に持ち株を全部処分してからも、経済紙で経済や市場のチェックを続けていたんだけど、ハッカーに妨害されて止めざるをえなかったし、その後のチャンスにも再投資できないようにされちゃったようなもんです。

といったことで、実質上、私は自由に銀行の我が口座残高を使えないような状態になってるんです。それに例えば、旅行までの自由は束縛されないながら、ネットを使った情報検索や予約などを妨害されるため、影響を受けていることに変わりなし。すでに話したように、パソコンやらなんやらをゴミ箱にぶち込んでネットからおさらばすれば、こんな嫌な思いをすることから開放される。そしてどっかの田舎へでも行ってすべてが収まるまで待つか?なんぞと何回も考えました。

でも私の体には、プチ氏がそう思ったように、ユミットのマイクロチップが埋め込まれているかもしれないし、すでに話したように、常時監視されているような感じがしています。それに最近は、頭が圧迫されたような感覚を常に感じるようになったんですね。もしかしたら、テレパシーだけでなく、マイクロ波かなにかによってリモート・コントロールされているのかもしれない。

というのも、私の脳にはテレパシー受信能力があるらしく、ユミットからのそれを受けているらしいことを、以前のエントリー、「私は宇宙人ユミットの『コピーライター』か?」で話したけど、とくにプチ氏の翻訳著書である「宇宙人ユミットからの手紙」を読んでも理解できない(とくに技術的なこと)ことや、さらに補足したいことをテレパシーで私に伝え、それらをブログで書かせるために利用しているみたいなんです。

ユミットの社会はいわば全体主義的なもので、他の国に比較すると、個人より全体をより重視する文化的資質からすれば日本人がもっとも近いかもしれない。それでも我々の社会・文化からすれば、ユミットの文化は簡単には受け入れがたいものです。この点に関しては、ユミットは人類の文化を尊重するとしているようだけど、今までの私の(ハッカーに翻弄された)経験からすれば、できれば介入されたくないという思いが強くなっています。

つまり我々は、「彼ら」の意図している実質奴隷状態から開放されたいのに、いくら非常事態だからとはいえ、すでに我が生活は、ユミットによる「彼ら」の意図する奴隷状態みたいなもんでないか?と考えざるをえない。私の用意するエントリーは事実上ユミットの「検閲」を受けているにひとしいのです。「彼ら」の陰謀を暴こうとしている私が、それを奨励しているユミットによって同じような扱いを受ける。この矛盾はなんだ!実に皮肉なことになったもんです。

一方ユミットにとっても、我々がすべてにおいて、天使か新たな救世主と見なして、飢えと悲惨と抑圧と不正と同類たちの悪意から開放してほしいと期待している、となれば、はたしてそんなことが重荷にならないかどうかということです。さらにみなさんに思い出してもらいたいのは、知的生命体の進化についてのユミットの説です。もしかしたら我々の子孫は、というよりも、より進化した「人間+1」は、ユミットにとって未来のパートナーとなる可能性が強いのです。そんな人類がユミットの従属化にあるとすれば、はたしてユミットにとって未来のパートナーとしての存在感があるのでしょうか?

これから我々は、太陽活動の低下と地球磁気の縮小現象によって寒冷化(氷河期中に起きる氷期)(「進化する宇宙が現生人類を創造した?」参照)と宇宙からの放射線の影響を受け、12千年ほど前に起こった、現生人類が誕生したときと同じようなことを経験するのでしょう。今度は我々現生人類が役目を終えて消滅し、「人間+1」ないし「新人類」が誕生することになるようです。もち確かな情報なんかではないでしょうけど、それは今から70年ほどで起こるのかもしれません。もっとはっきり言ってしまえば、たとえユミットに干渉してもらえたとしても、我々はいずれ消滅するように運命づけられているのでしょう。

すでに別エントリーで記述したように、「彼ら」は自分たちだけでもなんとしても生き残ろうと、その行動を開始していると思われます。しかしながら私の感じからすれば、たとえ「彼ら」でも、いずれは消滅を逃れられないと思えます。なぜなら「彼ら」は明らかに進化した知的生命体に値しないからです。すべての知的生命体とともに「進化する宇宙が」がいずれ「彼ら」にオトシマエをつけてくれるでしょう。

最後に重要なことをつけ加えておくと、カンのいいあなたならもう気がついたでしょうね。そう、私が想像するには、知的生命体の宇宙倫理からすると、ユミットの持つようなちよーテクは、より進化した精神を備えた知的生命体でしか使用してはならないのでしょう。

2009-08-05

宇宙人ユミットの意思とは?

「アメリカが実用化した『オーロラ』とMHD魚雷」・「UFOテクノロジーについて」・「反物質兵器は核の1万倍!」と、今までのこれらのシリーズエ・ントリーによってUFOテクノロジーおよび、それを盗んだアメリカ、すなわち「彼ら」の軍拡パラノイアについて紹介してきました。これらを読んで私の話をヨタ話ではなさそうだと感じていただけたみなさんへ、私が認識した重要だと思えるいくつかのことについて、これから話してみましょう。

「反物質兵器は核の1万倍!」シリーズの最後に指摘したことだけど、ここでもし、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)による反物質の大量生産が達成された暁には、いったいどのようなことが起こるのでしょうか?現在でさえアメリカ(「彼ら」)は、木星をターゲットにした実験(アポロ月面着陸40周年記念パーティーの再実験を終えたばかり)で知ったように、地球をまるごと吹き飛ばしてしまうほどの威力を持った反物質爆弾を所有しているのです。それにプチ氏が危惧しているように、それらのブツの扱い方を誤ったときに起きると思われる、大災禍の危険性が常に存在しているはずです。

そのため宇宙人ユミットは、必要だと考えた場合、人類の消滅を避けるために、いつでも人類に干渉する意思を持っているということです。その文章(地球に向けたUMMOALEWE《ウンモの総合政府》の政策)の一部は、例の「宇宙人ユミットの手紙 (中)」の「破滅する地球を救う」と「阿修羅」サイトにあります。以下にそれらをコピペ(「阿修羅」の記事は一部)しました。

・よりによって最も愚かな人間が権力を握っている
地球人の脳には、動物から受け継いだ旧脳系の本能的行動がプログラムされていて、彼らのようには合理的に行動できないと解剖学的所見を述べたあと、手紙(1988年1月30日付け)は次のように続ける。かなり長い引用になるが、人類の現況を厳しく批判する言葉として傾聴に値すると思う。

「この種の構造は、攻撃的態度もしくは強迫的態度を誘導する。…旧脳のこうした行動によって、人は非合理的な振る舞いに及ぶ。しかも祖先たる哺乳類には見られなかったような感情的要素がそこに加わるだけに、いっそう危険なものとなるのである。…他人の権利を完全に無視した富の蓄積への狂奔なども、これで説明がつく。

われわれは、すでにあなたがたの知っていることを繰り返しているにすぎない。地球のテクノロジーの最先端や、組織の方法や、広範な情報は、動物的旧脳の神経系を持った無責任な頭脳の持ち主の手中にある。だがそれは年端の行かぬ子供の手に、強力な爆弾を握らせているようなものなのだ。

あなたがた地球人は、常軌を逸したやり方で、<社会秩序>を築き上げた。しかもテクノロジーや、経済や、情報を実質的に操作しているのは、創造的知性ではない。あなたがたの社会にあって最も病的で、最も時代錯誤的な連中なのだ。おまけに宗教団体の狂信的指導者が正直な科学者の代わりに倫理的法則の守護者となり、自分たちの気まぐれと利益に応じてこの倫理法則をねじ曲げている。まったくもって愚の骨頂である。

経済の実質を握った幾人かの権力者が、地球の社会組織全体を陰で操っている。権力とは無縁の個人もしくは集団による思想や、創造や、モデルなど、何であれ結局はこの権力者によって吸収され、管理されるのだ。 もし思想、哲学、システム、科学モデル、テクノロジーのコンセプトがこれら権力者の利益に沿わなかったり、影響力が大きすぎたり、彼らの宗教的、政治的、経済的支配の鉄の構築物に亀裂を生じさせる恐れがあったりする場合には、この利益集団は強力な手段に訴える。

それらのコンセプトの信用を落とし、モデルの開発を阻止し、応用と普及を防ぐのである。逆にもしそのアイデア、もしくはモデルが自分たちの利益にかなうと判断されるならば、今度は大急ぎでその応用範囲を改変しようとするのだ。例えばあなたがたの言う第三世界の悲惨さを軽減し、深刻な病を治し、エネルギーの不足を解消し、生活水準を向上させられるようなシステムは、たちどころに軍事目的のテクノロジーや、企業家集団に最大限の利益をもたらすような方向にのみ集中的に利用されてしまうのだ。

それが市場に大きな混乱を招き、ひいては社会の潜在能力を活用しうるような他の企業の足かせにもなるのである。 …あなたがたにどれほどの時間が残されているのか。腐敗した政治家や、貪欲な企業家や、秘密警察や、軍事施設が、今何をしているのか、あなたがたに想像がつかないはずはあるまい。」

現実の世界の政治・経済、あるいは日本のそれと照らし合わせてみて、実によくその状況を言い当ててはいないだろうか。われわれも、小さな地球の現実世界とやらに無節操に適応しているのでなく、異星人がとりえるような、高い志をもって、この現実に、ラジカルな批判を向ける必要があるのではないだろうか。さもないと、人類が今後どうなるか、分かったものではない。

・いざとなったら地球を制圧
前章では、地球的な妥協を排除した、鋭い現実批判が異星人から(あるいは、これが異星人のものでなくても、異星人的な視点から)なされていた。地球的な意味で言うと、或る種の純粋で若い批判力と言えるかもしれない。しかしさらに、もし危険が切羽詰まったら、地球の滅亡を阻止するため、異星人がその高度なテクノロジーを用いて、地球各国の政府組織を一時的に鎮圧する行動にでるというような想定は、いささか空想的かもしれない。

少年が空想するSF的な非現実性が感じられるかもしれない。しかし、もしこれが本当にありうることだと思うと、複雑な気持ちになる。助けてもらえるのは有り難いが、その介入は、自力再生が不能であることの宣託でもあるからである。いわば破産して、すべてが管財人の手に渡ったようなものである。以下は前章と同じ1988年1月30日付けのユミットからの手紙の一節である。

「解決として効果的なのはわれわれのような銀河系の種族とか、地球を訪問している別の種族が介入して、地上の権力を掌握することであろう。…われわれには強力な強制手段がある。18人を越えない集団(現在地球に滞在している探検隊の数)が、惑星ウンモの適切なテクノロジーをもってすれば、世界の超大国の政治的指導者層をひざまずかせ、権力を掌握することは十分に可能である。 …われわれは地球のために特別に開発された科学的モデルに従って、地球社会の改造に乗り出す。」
宇宙人ユミットの手紙 (中)

以下のコピペは一部(「地球に対するウンモ中央政府UMMOAELEWEEの政策」)なので、「阿修羅」サイトにある全文を読むことを勧めます。

解決として効果的なのはわれわれのような銀河系の種族とか、地球を訪間している別の種族が介入して、地上の権力を掌握することであろう。われわれが姿を現わし、宇宙人だという動かぬ証拠をつきつけるのは簡単だ。われわれには強力な強制手段がある。一八人を超えない集団(現在地球に滞在している探検隊員の数)が、惑星ウンモのテクノロジーをもってすれば、世界の超大国の政治指導層をひざまずかせ、権力を掌握することは十分に可能である。もっと力のない国々は何の抵抗も示さないだろう。なにしろわれわれには反対者を殺害したりしなくとも、抵抗を抑える手段があるのだ。

そうなれば世界中の国がひとつになって、この再構築のプロセスが進行している間は、惑星ウンモの中央政府UMMOAELEWEEから派遣されたユミットの監督下に置かれることになるだろう。われわれは地球のために特別に開発された科学的モデルに従って、地球社会の改造に乗り出す。だが細かな決定機構の運営は、原則として脳皮質の構造を基準として選ぱれた地球人の手に委ねられることになる。彼らはわれわれのセンターで短期間の研修を受けた後、各所に配属されるのだ。

この転換=再教育の第一段階では、現存の政府の多くはそのまま維持される。ただしその場合でも、われわれの中央政府の指令には絶対に従わねばならないのである。腐敗した指導者は、もっと適格で正直な人物と交代することになるだろう。この第一段階の特色は、低抗運動があちこちに発生して、サボタージュや、国家的宗教的ヒステリー現象が現われることである。

だがそうなれば、われわれのほうでも人員を増強し、これらのセンターに集結させることとなろう。われわれには外傷を与えることなく脳神経の活動を麻痺させる装置があるのだ。抵抗する者は、再教育センターに送り込むことになる。誤解のないように言っておくが、そこで行われる手当は、当人にとってはしごく快適なものである。

われわれの地球人教育プログラムでは、子供たちをイデオロギーに毒されない幼い頃から、きちんと隔離することになっている。そして惑星ウンモの影響を極力排除して、地球固有の文化に基づいた人間形成を行うのである。惑星ウンモから地球に派遣された指導者は、地球の科学や、歴史や、イデオロギーや、民間伝承などの諸要素のうちから、基本的に大きな誤りのないものを取捨選択するにすぎない。

宗教としてはイエス・キリストの教えを徹底させることになるだろう。その他の宗教は歴史として教えるだけで十分だ。民族や地域によって異なる風俗習慣は、文化の発展や、健康の維持や、社会の調和の妨げとならぬもののみを尊重することになるだろう。もちろん破壊的兵器のための技術や施設は、民生用に転換される。地球全体を一つの統一した社会として機能させるためには、産業の基盤も徐々に転換していかねばならない。この計画実現のため、地球の専門家もわれわれのスタッフとして協力してくれることが必要となる。生産手段は段階的に、国境を越えて共有化されることになるだろう。初期段階では企業は協同組合に変身し、労働者と組合員によって運営されるものとなる。

その次の段階では管理運営は地域社会に委ねられ、民主的な方法で選ばれた集団指導体制に移行する。市民は常時これを監視する立場にある。それと並行して、自力でプログラムを作れる情報処理ネットワークの構築も、飛躍的な進歩を遂げることになるだろう。

第三の段階では、信頼性のある地球規模の経営モデルと、経済や気象や社会や大気汚染などのパラメータに基づいた所得分配モデルとに従って、経済活動の集中化が行われる。この段階ではわれわれの仲間は後見人としての、カウンセラーとしての役割を果たすのみである。政治経済の運営は、民主的に行われる。われわれの指名した平均的もしくは最重要ではない人々に一任されるのである。この選ばれた地球人の仲間は、国際議会の議員ということになる。

われわれユミットは、地球人が大きな誤りを犯し、深刻な事態に陥る危険を認めたときにのみ、注意を促す役割に甘んじることになるだろう。ユミットの派遣部隊は、諮問委員会に情報を提供するという形で地球の中央政府に協力するのみである。とは言え、警察力は惑星ウンモの管轄下に入り、ユミットの専門家を迎え入れることになるだろう。われわれの指令に従う地球警察には、一定の範囲に生息する哺乳類すべての脳神経を麻痺させる、特殊な装置を貸与するだろう。

これはわれわれの技術を地球にもたらす例外中の例外である。使用は容認するとしても、あなたたちがこの装置の秘密を探ろうとしたら、すぐにも自爆するしくみになっている。われわれは新しい司法制度を定めることになる。犯罪者の矯正はイエス・キリストの真の教えに基づく倫理規則に従った、近代的かつ強力な心理的再教育によって行われる。最初の段階では、われわれが完全に権力を掌握する。そしてもっと科学法則やイエスの教えに適った、新しい市民社会モデルが構築されるその度合に応じて、少しずつ地球人による組織に権限を委譲していくのである。

このような介入モデルは、もちろん仮定の話である。われわれがあなたがたの社会の自然な進歩の条件を乱すような決定を下すことは、絶対にないであろう。ただし核戦争や、プラズマ兵器や、生化学兵器(化学兵器の使用だけでは種の滅亡につながるような戦乱にはならないだろうが)によって、社会機構が破壊される危険が差し迫っていると判断した場合には、われわれは本気で介入しようと考えているし、介入することになるだろう。

重ねて言うが、われわれにとっては地球上の人類がこのままでは滅亡するという確信のみが、介入の倫理的根拠となるのである。そのような場合には、われわれは地球人の自已破壊のプロセスを停止させるにとどまらず、前述の計画を実行に移すことになるのであろう。
異星人による地球介入・人類改造プロジェクト 【フランス国立科学研究所】